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タグ : 金融政策

ジャーナル(30日)、長短金利が逆転した米国、日銀は「指値オペ」で孤立

きょうは、ちょっとマニアックなテーマに関する雑駁な考察。ブルーバーグ(BB)によると、米国の債券市場できのう、2年物国債の流通利回りが10年物国債を上回る逆転現象が発生した。いわゆる長短金利の逆転というやつで、2年債と1 …

ジャーナル(14日)、ウクライナ戦争と金融当局の見解

ロシアのウクライナ侵攻の陰に隠れているが、世界経済にとって目先喫緊の課題は騰勢を強めるインフレにどう対応するかだ。その答えを見極めるための会合が今週あいついで開かれる。最も注目されるのは米国のFOMC(公開市場委員会)。 …

ジャーナル(9日)、当局者は「実際に何が起きていて、どうなるか分かっていない」

米債権市場できのう、10年国債の利回りが1.96%まで上昇した。世界中の中央銀行が目標とする物価目標(2%)に限りなく近づいていきた。金利は物価に連動して上がったり下がったりする。長期国債の利回り水準は金融当局が誘導しよ …

ジャーナル(17日)、イングランド銀行、利上げに踏み切る

きのうは急激にタカ派に転向したパウエルFRB議長に驚いたが、きょうはイングランド銀行(中央銀行)が利上げに踏み切ったと言うニュースに仰天した。インフレが高止まりの様相を強めている中で、各国中央銀行が金融緩和から金融引き締 …

ジャーナル(12日)、地方金融機関ではなく地方の活性化策が必要

日銀が地方金融機関に対する支援策をまとめた。地銀や信金が保有する日銀当座預金に0.1%の追加的な付利を行うというもの。菅政権が掲げる地方金融機関の再編・強化策を意識した方策である。首相はすでに「地方金融機関は多すぎる」と …

ジャーナル(16日)、パウエルFRB議長のビックサプライズ

けさニュースをみて、最初は何のことだかまったくわからなかった。パウエルFRB議長が、政策金利をゼロにしたとある。たしか連邦公開市場委員会(FOMC)は17日からのはずだったが、政策金利を引き下げた?はて、どういうこと?何 …

ジャーナル(22日)、世界は果てしなく変化する

日銀、ECBなど主要な中央銀行が中銀デジタル通貨(CBDC)発行の活用可能性を評価するためグループを設立した。ブルームバーグによると「(中銀は)新しい技術のほか、米フェイスブック(FB)の暗号資産『リブラ』といった民間部 …

ジャーナル(13日)、私は「フクロウになる」

きょうのニュースはこれだ。ECB総裁に就任したラガルド氏が、初めての定例理事会後に語った言葉だ。同氏は記者の質問を受けて以下のように答えた。ちょっと長いがロイターから引用する。「ラガルド新総裁は就任後初の記者会見の冒頭で …

ジャーナル(31日)、FRB声明の“監視”が意味するもの

FRBは昨日3回目の利下げを決定した。下げ幅は0.25%。大方の市場関係者が予想した通りの結果である。想定外のこともサプライズもなし。ただし、今後の見通しについてはちょっとした波紋も広がっている。FOMC終了後に発表され …

ジャーナル(19日)、注目はFRB内の意見対立

連邦準備制度理事会(FRB)は17日、18日の両日にわたって開催された公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げを決定した。政策金利の引き下げは7月に続いて今年で2回目。それ自体は大方の予想通りでニュース価値はほとん …

ジャーナル(13日)、それでも景気の先行き懸念は払拭されない

ECBが再び金融緩和路線に舞い戻った。昨日行われた理事会で市中銀行が余剰資金をECBに預け入れる際の適用金利である預金金利を、現行のマイナス0.4%からマイナス0.5%に引き下げた。またマイナス金利の拡大に伴う銀行への影 …

ジャーナル(8日)、ゼロ金利制約に近づきつつある

中国製品に10%の関税を課すとのトランプ大統領の制裁発言を受け、金融市場の混乱が続いている。とりわけ際立つのが金融当局の迷走ぶりだ。FRBは先月末に行われたFOMC(公開市場委員会)で0.25%の利下げを決めたが、「下げ …

ジャーナル(25日)、ムニューシン発言の真意

ムニューシン米財務長官は24日、「長期的には強いドルが米国経済にとって有益であり、近い将来に弱いドル政策を掲げることはないだろう」(ブルームバーグ)と述べた。CNBCとのインタビューでの発言。発言はさらに続く。「強いドル …

ジャーナル(11日)、パウエルFRB議長が議会で証言したこと

連邦準備制度理事会のパウエル議長がきのう、下院の金融委員会で半年に1回の議会証言を行った。ここで同議長は、ありていに言えば今月の30日と31日に開催されるFOMC(公開市場委員会)で、景気後退を回避するために0.25%の …

ジャーナル(20日)、中央銀行の独立性って何?

トランプ大統領による利下げ圧力が強まる中でFOMC(公開市場委員会)が開かれ、政策金利の据え置きが決まった。パウエルFRB議長はトランプ大統領の圧力をかわしたように見える。だが、実態は逆のようだ。理事会後に発表された声明 …

ジャーナル(5日)、パウエル議長が利下げの環境づくり

NYダウはきのう512ドル高と急騰した。FRBのパウエル議長がシカゴで講演、貿易戦争などに起因するリスクに「適切に」対応すると述べたことがきっかけ。リスクに適切に対応するというのは金融当局として当たり前のことだが、市場は …

ジャーナル(15日)、中央銀行の「独立性」って何?

米中の貿易摩擦が深刻化する中でトランプ大統領はとうとう、連邦準備制度理事会(FRB)に貿易戦争への参戦を求めた。ブルーンバーグ(BB)によると、「トランプ氏は14日にツイッターに、『中国は失いつつある、また今後失うであろ …

ジャーナル(26日)、黒田総裁は“教条主義者”?

黒田総裁は金融政策決定会合後に開かれた記者会見で次のように述べた。「強力な金融緩和を粘り強く続けていく」。10月に予定する消費税率引き上げの影響と世界経済の動向を含めた経済・物価の不確実性を指摘した上で語ったものだが、2 …

ジャーナル(12日)、マイナス金利の貸し出しは実現するか?

ロイターによると欧州中央銀行(ECB)は市中銀行を対象とした長期資金供給オペ(TLTRO)の第3弾について、「ゼロ金利やマイナス金利での貸し出しを検討している」という。マイナスの預金金利をいの一番に導入したECB。今度は …

ジャーナル(3日)、突然急騰したビットコイン

毎朝ネットでニュースを見ている。ネット上には膨大な量の情報が流れている。これを選り分けるために見出しでニュースの価値を判断する。その際のキーワードは「突然の」とか、「世界で初めて」とか、「サプライズ」といった形容詞である …

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