• 企業債務比率は1-3月に対GDPで164.1%に上昇
  • 昨年10-12月は160.3%-16年のピーク後、低下していた

中国の国内総生産(GDP)に対する事業会社の債務比率が今年に入り高まっていることを国際決済銀行(BIS)が23日公表した最新データが示した。2016年半ばから1年半ほど続いていたレバレッジ解消の流れが反転しつつある。

金融機関を除く中国企業の債務比率は今年1-3月期に164.1%となり、17年10-12月期の160.3%を上回った。16年4-6月期に166.9%に達した後、低下していた同比率だが上昇に転じた。

原題:China’s Deleveraging Is Going Into Reverse, New BIS Data Show(抜粋)