[ロンドン 15日 ロイター] – 英国のメイ首相は15日、ラーブ欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)担当相らの辞任が相次いだことを受け、自身の離脱協定草案を堅持する方針を表明した。

記者会見で「私が定めた方向が、わが国とすべての国民にとって正しいと完全に確信している」「英国にとって最善の合意を得ることが私の職務となる」と述べた。

閣僚辞任に遺憾の意を表明したうえで、国民投票の結果を尊重する意向を示した。再投票は行わないとした。

ブレグジットを巡る代替提案をだれも示していないとし、アイルランド国境の管理厳格化回避策をすべて否定すれば、合意の可能性がなくなるとの認識も示した。