【ワシントン時事】ペンス米副大統領首席補佐官のニック・エアーズ氏は9日、ツイッターを通じ、年末で離任すると表明した。エアーズ氏は、年末で辞任するケリー大統領首席補佐官の後任として有力視されていたが、ロイター通信は関係者の話として、トランプ大統領がムニューシン財務長官と共和党のメドウズ下院議員を次の首席補佐官候補に考えていると報じた。

米大統領首席補佐官、辞任へ

 エアーズ氏は「年末をもってホワイトハウスを離れる」と投稿。2020年の大統領選で再選を目指すトランプ氏のキャンペーンチームに入ることを明らかにした。
 ムニューシン氏は米金融大手ゴールドマン・サックス出身で、映画制作にも関わった。財務長官として税制改革に取り組み、北朝鮮やイラン関連の制裁も指揮。貿易政策では対中穏健派に位置付けられている。(2018/12/10-08:37)