【ワシントン時事】米民主党のエーミー・クロブシャー上院議員(58)が10日、来年の大統領選に出馬表明した。左派が目立つ今回の候補者の中では穏健な政治スタンスが特徴。党派対立を打破し「前進させる政治」を訴える。

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 女性の出馬表明は5人目。地元の中西部ミネソタ州で、雪が降りしきる中で出馬宣言し、「政府閉鎖も政治的なスタンドプレーもこりごりだ。われわれは混乱による支配を終えなければならない」と訴えた。地球温暖化防止の国際枠組み「パリ協定」への再加入も公約した。
 検事出身で、2006年に上院議員に当選し、現在3期目。地元では保守層も含め幅広い支持を受ける。(2019/02/11-10:03)