[ワシントン 25日 ロイター] – トランプ米大統領は25日、中国との通商合意実現に楽観的な見方を表明した。同時に、合意に至らない可能性もまだ残されているとして、慎重な姿勢を崩さなかった。 

トランプ大統領は、通商合意が「実現しない可能性もあるが、実現すると考えており、かなり早期に実現する可能性がある。両国の関係は良好だ」とし、両国は合意に向け「極めて近い」位置にあると述べた。 

トランプ大統領は24日、週末の米中通商協議で「大きな進展」があったとし、3月1日に予定されていた中国製品に対する関税の引き上げを延期すると表明。協議がさらに進展すれば中国の習近平国家主席と直接会談して最終合意を締結するとの考えも示した。