[ケープカナベラル(米フロリダ州) 8日 ロイター] – イーロン・マスク氏率いる米スペースXのカプセル型宇宙船「クルードラゴン」が8日午前、6日間の無人飛行試験を終え、地球に帰還した。米航空宇宙局(NASA)による有人飛行再開に向け重要な一歩となる。
2日にフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられたクルードラゴンは、国際宇宙ステーション(ISS)とドッキング後に5日間係留。米東部時間8日午前2時半(日本時間同日午後4時半)にISSから分離して大気圏に突入し、午前8時45分(同10時45分)に米フロリダ州沖の大西洋に着水した。