【ワシントン時事】ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は10日のABCテレビの番組で、トランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が3回目の首脳会談を行う可能性について、「ある程度の時間が必要になるかもしれない」と述べ、実現には時間がかかるとの見通しを示した。

北朝鮮、ミサイル発射準備か=製造施設でも動き-米専門家

 ボルトン氏は「(北朝鮮の核開発を許した)過去の政権の失敗を繰り返さないことをトランプ氏は非常に明確にしている」と強調。ミサイル発射場の復旧を進めていると伝えられたことに関し、「(本当なら)大統領は非常に失望する。核実験とミサイル発射がないことが前向きな兆候だと、彼は繰り返し述べている」と語り、北朝鮮の動きをけん制した。(2019/03/11-06:35)