[ロンドン 18日 ロイター] – 英与党・保守党の欧州連合(EU)離脱派、リースモグ議員は、悪い離脱合意でもEUに留まるよりはまし、との認識を示し、メイ首相の離脱合意案を支持する可能性を示唆した。 

リースモグ議員はLBCラジオに対し「悪い合意よりは合意なしの方がよいが、悪い合意でもEUに留まるよりはまし」と述べ「2年延期なら基本的にEUに留まるということだ」と指摘した。 

自身の投票方針は、メイ政権に閣外協力する民主統一党(DUP)の方針決定を待って決めるとした。そのうえで、メイ首相は自身の離脱合意案の3回目の議会採決をEU首脳会議後に先延ばしするのが賢明と指摘した。 

同じく離脱派のレッドウッド議員は、BBCラジオに対し、メイ首相の離脱合意案を「非常に悪い合意」と批判し、議会の「多くの人々」が依然反対していると述べた。