米民主党のオルーク元下院議員=16日、アイオワ州ノースリバティ(AFP時事)

 【ワシントン時事】来年の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、オルーク元下院議員(46)が14日の出馬表明後24時間で集めた献金の総額が、約610万ドル(約6億8000万円)に上った。オルーク陣営が18日、発表した。米メディアによると、最初の1日で調達した額としてはサンダース上院議員の約590万ドルを上回りトップ。

 オルーク氏はテキサス州から出馬した昨年の上院選でも抜群の集金力を見せたが、全国規模での期待を裏付けた形だ。他の候補者では、ハリス上院議員(最初の1日で約150万ドル)、クロブシャー上院議員(同2日で約100万ドル)らが続いている。

 オルーク氏は民主党のホープとして注目される一方、出馬表明直後から批判的な報道も目立つ。10代の頃に、悪名高いハッカー集団に所属していたことや、殺人を題材にした小説を書いていたことが報じられると、同氏は「誇りに思わない」と釈明に追われた。