【ソウル時事】北朝鮮の対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会のウェブサイト「わが民族同士」は2日掲載した論評で、韓国政府が「南北経済協力は制裁の枠内で進める」と慎重な姿勢を示していることについて「北南宣言の履行に関する責任回避であり、米国や保守勢力の圧力に屈服する行為だ」と批判した。

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 その上で、「米国や保守勢力の顔色ばかりをうかがい、北南関係について優柔不断な態度を取り続けるなら、民意や全同胞から見捨てられる悲劇的な結果を招くだろう」と警告した。