【サンパウロ時事】国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は7日、人道危機にひんしている南米ベネズエラから難民や移民として国外脱出した国民が400万人に達したことを明らかにした。経済が逼迫(ひっぱく)した2015年末以降に330万人が出国。昨年11月以降の7カ月だけで100万人に上るという。

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 国際通貨基金(IMF)によると、ベネズエラの今年4月の人口は推定2800万人。UNHCRは「流出ペースは驚異的だ」と指摘した上で、受け入れ国への国際的な支援の拡充を訴えた。