[ニューヨーク 6日 ロイター] – ロイター/イプソスの米世論調査によると、来年の大統領選に向けた野党・民主党の候補者指名争いで、ジョー・バイデン前副大統領が首位を維持した。トランプ氏の再選阻止に向け、バイデン氏やバーニー・サンダース上院議員が少数派らの支持を集めた。
調査は1─5日にオンラインで行った。民主党支持者と独立系の22%がバイデン氏に投票する意向を示した。前月実施した同様の調査と変わらずだった。サンダース氏の支持率は18%で、前月から2%ポイント上昇した。
名乗りを上げた他の23人中、9%強の支持を集めた候補はいなかった。 民主党支持者の36%が勝てる候補を求めていると回答した。
民主党支持者・独立系の人種的マイノリティー(少数派)では、バイデン、サンダース両氏の支持率がそれぞれ2ポイント上昇して各23%だった。
来年の選挙でトランプ氏に勝利する公算が最も大きい候補を尋ねると、マイノリティーの33%がバイデン氏、19%はサンダース氏を挙げた。
調査は成人1258人(マイノリティー494人含む)から回答を得た。