• ファーウェイ全体への打撃、任CEOの当初算定より「やや少ない」
  • ケイデンスやシノプシスなど米主要サプライヤーの代替を模索

中国通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ)は、米国が設けた輸出制限で消費者向け端末事業の年間売上高が100億ドル(約1兆650億円)前後減少するとの見方を示した。同社は半導体やソフトウエアなど、米国製の部材購入を禁じられている。

ファーウェイの徐直軍副会長は23日、ケイデンス・デザイン・システムズやシノプシスなど米国の主要サプライヤーからの調達に代わる手段を模索していると説明。ファーウェイ全体への打撃は、創業者で最高経営責任者(CEO)の任正非氏が当初見積もったよりも「やや少ない」との認識も示した。

原題:Huawei Sees a $10 Billion Hit to Mobile Unit From U.S. Curbs (1)(抜粋)