[ワシントン 28日 ロイター] – 来年の米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いを巡る最新の世論調査2件から、支持率に大きな変動はなく、ジョー・バイデン前副大統領が引き続き首位を維持していることが明らかになった。
クイニピアック大学の調査によると、バイデン氏の支持率は32%でトップ。次いでエリザベス・ウォーレン上院議員は19%、バーニー・サンダース上院議員は15%、カマラ・ハリス上院議員は7%、ピート・ブティジェッジ・インディアナ州サウスベンド市長は5%で上位5位を占める。
USAトゥディ/サフォークの調査でもバイデン氏の支持率は32%と、前回6月の調査から小幅上昇。ウォーレン氏は14%、サンダース氏は12%となっている。
民主党候補の指名獲得を目指し20人超の候補者がしのぎを削る民主党だが、現時点で9月にヒューストンで行われるテレビ討論会の参加資格を満たしている候補者は、支持率で上位5位を占める5候補者を含む10人のみ。
9月の討論会に参加するには、最低4つの世論調査で2%の支持を集め、少なくとも20州で最低13万人(各州で最低400人)から献金を集める必要があり、28日夜に期限を迎える。
参加者が10人にとどまれば、討論会は9月12日のみ、新たに参加資格を満たす候補者が出てくれば、9月12、13日2日間にわたり行われる。