[30日 ロイター] – 米アップル(AAPL.O)が30日発表した第4・四半期(7─9月)決算は、売上高と利益が予想を上回った。また、年末商戦の見通しも市場予想を上回った。 

売上高は640億4000万ドルで、1株利益は3.03ドル。リフィニティブのアナリスト予想である629億9000万ドルと2.84ドルをそれぞれ上回った。 

ティム・クック最高経営責任者(CEO)は、新型のiPhone11シリーズが「極めて好調なスタート」を切ったと指摘。また、ワイヤレスイヤホン「エアポッド」、腕時計型端末「アップルウオッチ」の販売のほか、動画配信サービスも伸びた。 

年末商戦にかかる今四半期の売上高見通しは855億─895億ドルと予想。中央値はアナリスト予想の869億ドルを上回った。 

決算発表を受け、アップル株は引け後の時間外取引で一時3%上昇した。