米上院は20日、中国が香港の高度な自治を認めた「一国二制度」を守っているかどうかの検証を米政府に毎年求める「香港人権・民主主義法案」を可決した。香港で激しい抗議活動が続く中、一国二制度をないがしろにするかのような振る舞いを続ける中国の習近平体制に圧力をかける狙いがある。
10月に下院でも同様の法案が可決されており、今後、両院で内容のすり合わせが行われる。成立にはトランプ大統領の署名が必要。
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