米国のボルトン前大統領補佐官(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米国のボルトン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は23日、トランプ政権の北朝鮮政策を「失敗している」と批判した。ツイッターで「米国が北朝鮮に最大の圧力をかけているとの考えは、残念ながら真実ではない」と強調した。9月に解任されるまでトランプ政権中枢で外交・安全保障政策を担っていただけに、波紋を広げそうだ。

 対北朝鮮強硬派のボルトン氏はトランプ大統領との意見対立で解任された。ただ、公の場での政権批判は異例。

 ツイッターでは政権に関し「北朝鮮の核兵器保有は容認できないと言うが、実際の政策と比べると大げさだ」と指摘した。

共同通信