主要7カ国(G7)の財務相と中央銀行総裁は2019年の新型コロナウイルス(COVID19)の感染拡大と市場や経済状況へのその影響を注意深く監視している。

  COVID19が世界の成長に及ぼし得る影響を考慮し、力強く持続的な成長の達成と下振れリスクに備えるため、適切な政策手段を用いる意思があることをあらためて表明する。医療サービスの強化に加え、G7の財務相はウイルスへの対応を支援しこの局面の経済を支えるため、適切な箇所で財政手段を含めた行動を取る用意がある。中央銀行は引き続きその責務を遂行し、それによって物価安定と経済成長を支えると同時に、金融システムの耐性を維持していく。

  国際通貨基金(IMF)や世界銀行など国際機関が、持てる限りの手段を用いて、人的な被害と経済的な困難に対処する加盟各国の取り組みを支援する用意があることを歓迎する。

  G7の財務相と中銀総裁は、適時に効果的な方法でさらに協力する用意がある。

原題:G-7 Central Bankers and Finance Ministers Statement (Text)(抜粋)