[21日 ロイター] –
> 米与野党、中小企業追加支援で膠着続く 21日再協議 
米共和・民主両党は新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けている中小企業向けの追加支援を巡り20日も見解の相違を解消できず、協議は翌日に持ち越された。先に決定された3500億ドルの中小企業緊急融資の資金が底を突く中、両党が相互に非難し続ける事態が続いている。 

> 仏、新型コロナ死者2万人突破 入院者は6日連続で減少 
フランス保健当局は20日、新型コロナウイルス感染症による死者が過去24時間で547人増え、2万0265人となったと発表した。2万人突破は米国、イタリア、スペインに次いで4カ国目。 

> 英、新型コロナ死者1.65万人超 感染者12.4万人 
英保健省は20日、英国内の新型コロナウイルス感染による死者が19日夕時点で前日から449人増え、1万6509人になったと発表した。 

> 米加メキシコ間の渡航制限措置、30日間延長=米高官 
米国土安全保障省のチャド・ウルフ長官代行は20日、米国、カナダ、メキシコ間の不要不急の渡航制限措置を30日間延長すると明らかにした。 

> 米、新型コロナ感染者74.6万人 死者3.9万人超=CDC 
米疾病対策センター(CDC)は20日、国内の新型コロナウイルス感染者が19日時点で74万6625人、死者が3万9083人になったと発表した。 

> WHOに隠し事ない、米職員登用 対立がコロナ助長=事務局長 
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は20日、同機関は米疾病対策センター(CDC)から職員を受け入れており、隠し事は何もないと明言した。 

> 米欧の経済正常化は秋以降、市場で見方強まる=ドイツ銀調査 
ドイツ銀行が20日公表した投資家向け調査によると、一部の国では新型コロナウイルスを受けた行動制限措置の段階的解除が始まっているものの、市場では欧州や米国の経済活動が夏前に正常に戻る可能性が低いとみられている。 

> NY市長、コロナ外出制限緩和は「数週間先」 広範な検査不可欠 
米ニューヨークのデブラジオ市長は20日、新型コロナウイルス感染拡大抑制策について、広範な検査が実施できていないため、緩和は数週間先になるとの見方を示した。 

> 独、EU予算拡大と共同債支持 景気回復を支援=メルケル首相 
ドイツのメルケル首相は20日、欧州連合(EU)予算の拡大と欧州委員会による共同債発行を通して新型コロナウイルスの打撃を受けた欧州経済の回復を支援する用意があると示唆した。 

> 米、新型コロナ死者4.1万人突破 抑制措置解除求めるデモ続く 
ロイターの集計によると、米国内の新型コロナウイルス感染症による死者数は20日、累計で4万1000人を突破した。各州ではロックダウン(都市封鎖)の早期解除を求めるデモが拡大する一方、一部の当局者は新型コロナ検査が拡大されるまで警戒を怠らないよう呼び掛けている。 

> イタリア、新型コロナ感染増ペースが3月10日以来の低水準に 
イタリア保健当局は20日、新型コロナウイルス感染症による死者が454人増え、累計2万4114人になったと発表した。1日の死者数は前日の433人から小幅に増加した。 

> 米ハリバートン、原油安響き最終赤字10億ドル、設備投資50%削減 
米石油サービス会社ハリバートン(HAL.N)の第1・四半期決算は、原油安が響き最終赤字に転落する一方、特別項目を除いた損益は市場予想を上回る黒字となった。 

> 米政府、中国に人権派弁護士の「移動の自由」要求 
米国務省は20日、中国政府に対して人権派の弁護士、王全璋氏に移動の自由を与えるように要求した。国務省は王氏が5年間にわたり中国当局に不当に拘束されたと主張。中国当局は、王氏が出所したと述べたという。 

> スペイン、1.5兆ユーロの新型コロナ基金をEUに提案へ 
スペイン政府が欧州連合(EU)加盟国に対し、新型コロナウイルス危機を受けた経済対策として1兆5000億ユーロ(1兆6300億ドル)規模の復興基金設立を提案することが分かった。 

> ロシア、新型コロナの感染鈍化 プーチン氏「ピークまだ」と警告 
ロシアで20日に確認された新型コロナウイルスの新たな感染者数は4268人と、前日の6000人超から鈍化した。ただ、プーチン大統領はピークにはまだ達していないと警鐘を鳴らした。 

> 新型コロナ、途上国への影響懸念 保護主義回避を=IMF専務理事 
国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は20日、新型コロナウイルスの感染拡大で途上国が最も大きな経済的な影響を受けると懸念していると述べた。 

> 独、一部店舗が営業再開 メルケル首相「第2波回避に向け自粛を」 
ドイツでは新型コロナウイルスの感染拡大抑制のために実施された約1カ月に及ぶロックダウン(都市封鎖)を経て、今週から一部の店舗が営業再開を始めた。一方、メルケル首相は流行第2波を回避するため、営業自粛継続を呼び掛けている。 

> 米ユナイテッド、第1四半期税引前損失21億ドル 追加融資申請へ 
米ユナイテッド航空ホールディングス(UAL.O)は20日、第1・四半期は約21億ドルの税引前損失を計上するとの見通しを示した。新型コロナウイルスの感染拡大で航空需要が急減する中、中南米の航空会社への投資が重しとなっている。こうした中、政府に追加的に最大45億ドルの融資を申請する方針を示した。 

> 豪ヴァージン破産手続きへ、経営難にコロナ危機追い打ち=関係筋 
オーストラリア第2位の航空会社ヴァージン・オーストラリア・ホールディングス(VAH.AX)が破産手続きに当たる任意管理手続きに入る方針を固めた。事情に詳しい関係筋2人が20日明らかにした。 

> 全米活動指数、3月は景気後退水準に落ち込み 
米シカゴ連銀が20日発表した3月の全米活動指数はマイナス4.19と、景気後退を示す水準まで落ち込んだ。わずか数週間前まではすう勢を大幅に上回る水準だったが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で広範な部門にわたり状況が急変した。2007ー09年の世界金融危機の際、19カ月間にわたり付けた過去最低水準に迫った。 

> スペイン、今年は最大12.4%のマイナス成長 来年は回復=中銀 
スペイン中央銀行は20日、新型コロナウイルス感染拡大抑制策が12週間継続されれば、2020年のスペイン経済は最大12.4%のマイナス成長に陥るとの見方を示した。ただ、21年は少なくとも5.5%のプラス成長を回復するとした。 

> 英銀行、顧客支援に向け流動性バッファーなど活用を=中銀 
イングランド銀行(英中銀)は20日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)による経済的打撃からの回復支援に向け、英国内の銀行は流動性バッファーや資本バッファーを活用すべきと発表した。 

> スペイン、コロナ感染者20万人突破 感染スピードは減速のもよう 
スペインで20日、新型コロナウイルスの感染者数が20万人を突破する中、保健当局は感染スピードが減速しているもようだという認識を示した。 

> 英経済、封鎖解除しても消費者の警戒感で回復に遅れも=中銀副総裁 
イングランド銀行(英中銀)のブロードベント副総裁は20日、企業向けのオンラインでのプレゼンテーションで、新型コロナウイルス対応の封鎖措置を政府が解除しても、人々が日常の生活を取り戻すことに慎重な姿勢を続ければ景気の回復は遅くなる可能性があると警告した。 

> 英、新型コロナの流行第2波を懸念 社会距離の緩和は慎重に 
英首相官邸の報道官は20日、新型コロナウイルスの流行第2波を懸念しており、社会的距離措置などの緩和がこうした第2波を引き起こさないよう慎重に行動する必要があるという認識を示した。 

> ドイツ経済は厳しい後退局面、急速な回復の可能性低い=連銀月報 
ドイツ連銀は20日に発表した月報で、国内経済は厳しいリセッション(景気後退)局面にあり、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するためのさまざまな制限措置が長期間にわたって続く可能性があることから、急速に回復する可能性は低いとの見通しを示した。 

> 第1四半期香港の失業率は4.2%に上昇、9年ぶり高水準に 
政府統計によると、第1・四半期(1─3月)の香港の失業率は4.2%となり、2019年第4・四半期の3.7%から上昇。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で約9年ぶりの高水準となった。 

> 英世帯の3分の1で収入減少、新型コロナ危機=IHSマークイット 
IHSマークイットによる家計調査によると、新型コロナ危機の影響で英国では3世帯に1世帯の割合ですでに収入が減少しており、全般的な家計の状況も10年ぶりのペースで悪化している。 

> 中国が感染検査の強化を指示 新規の確認数は減少 
中国国家衛生健康委員会の馬暁偉主任は、すべての地方自治体に対し、新型コロナウイルスの検査能力を強化し、国内外から入境する感染者を見逃さない体制を整えるよう指示した。 

> 香港、感染者増が再びゼロに 規制などは維持 
香港保健当局は20日、新型コロナウイルスの新たな感染者が3月上旬以来初めてゼロになったと発表した。ただ、依然として住民に厳格な衛生管理と社会的距離の保持、不要不急の移動の回避を求めている。 

> インドのFDI新規則はWTO原則に違反、是正を期待=中国 
在インド中国大使館の報道官は20日、海外からの直接投資(FDI)に関するインドの新たな規則は世界貿易機関(WTO)の無差別原則や自由で公正な貿易に反すると批判した。