• 季節性インフルと新型コロナ感染症の同時検査方法を開発中-CDC
  • 黒人暴行死の抗議デモ参加者にテスト呼び掛け-クオモNY州知事

米疾病対策センター(CDC)は季節性インフルエンザと新型コロナウイルス感染症(COVID19)を同時に検査できる試験方法を開発中だ。これにより、新型コロナ流行の第2波が年内に発生するかどうかを保健当局がより効率的に見極められる可能性があるという。

  ニューヨーク州のクオモ知事は、黒人男性の暴行死への抗議デモに参加した人たちに対し、新型コロナに感染した可能性があるとし、州のテストを受けるよう呼び掛けた。同州の新型コロナによる死者数は52人増加。前日よりやや増えたが、クオモ知事は「依然ポジティブな方向にある」と述べた。

  ニューヨーク市のデブラシオ市長は、飲食店の屋外スペースでの食事を7月に再開させたいとの考えを示した。市の経済活動再開の第1段階は今月8日の予定。市長は第2段階が7月になるとの見通しを明らかにした。

  欧州中央銀行(ECB)は、新型コロナ危機への対応を強化し、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の購入額を6000億ユーロ(約73兆5000億円)増やすとともに、少なくとも2021年6月末まで継続すると発表した。ブルームバーグが先週まとめたエコノミスト調査では5000億ユーロの増額が見込まれていた。

ECB、パンデミック緊急購入6000億ユーロ拡大-予想上回る緩和 (1)

  イングランド銀行(英中銀)は、新型コロナ感染拡大の影響で市場が極めて不安定になった要因の一つにヘッジファンドが挙げられるとして、高いレバレッジをかけた投資家について「厳しく」追及する計画だ。英中銀の市場担当エグゼクティブディレクター、アンドルー・ハウザー氏が指摘した。

新型コロナによる市場の混乱、ヘッジファンドに原因の一端-英中銀

  イタリアの新規感染者数は177人と、前日の321人から伸びが鈍化。2月26日以降で最少となった。

原題:CDC Plans Dual Flu-Covid Test; Latin America Surge: Virus Update(抜粋)