テキサス州での支持率はバイデン氏46％、トランプ氏41％－世論調査＜bloomberg日本語版＞2020年7月13日 5:52 JST

• 調査は６月29日から７月７日に有権者約1900人を対象に行われた
• トランプ氏の新型コロナ対応が調査結果に影響した可能性

新型コロナウイルスの感染者と死者が急増した米テキサス州で、11月の大統領選に向けた支持率でバイデン前副大統領がトランプ大統領に５ポイント差をつけてリードしていることが新たな世論調査で分かった。

　　同州の地元紙ダラス・モーニング・ニュースとテキサス大学タイラー校による12日公表の世論調査では、民主党の候補指名を確実にしているバイデン氏に対する登録有権者の支持率が46％で、トランプ氏の41％を上回った。調査は６月29日から７月７日に約1900人を対象に行われ、誤差率はプラスマイナス2.2ポイント。

　　トランプ氏の新型コロナ対応が調査結果に影響した可能性があり、同氏のパフォーマンスに強く反対するとの回答が44％だったのに対し、強く支持するは22％にとどまった。

　　民主党は人口動態の変化を理由に、共和党が強い地盤を持つ同州での形勢逆転を話題にすることが多い。ただ、2016年の前回選挙ではトランプ氏が圧勝。同氏の得票率は52％、民主党クリントン氏は43％だった。

原題：Biden Leads Trump by Five Points in Texas Poll: Campaign Update（抜粋）