[ワシントン 6日 ロイター] – 米国防総省は6日、エスパー国防長官が中国の魏鳳和国防相と電話会談し、南シナ海や台湾を「不安定化させている」中国政府の活動に懸念を表明したと発表した。
国防総省のホフマン報道官は記者団に対し、「エスパー長官は中国が国際的な法律、規則、規範を順守し、国際公約を果たすことの重要性を伝えた」と指摘。建設的で安定した関係の重要性も改めて示したという。
中国国営の新華社は「魏氏は米国に対し、誤った言動をやめ、海上のリスク管理を改善し、状況を悪化させ得る危険な行動を避け、地域の平和と安定を守るよう要請した」と報じた。
米中国防相の電話会談は3月以来とみられる。