[ワシントン 25日 ロイター] – カドロー米国家経済会議(NEC)委員長は25日、米政権が中国による「第1段階」通商合意の履行状況に満足しているとの認識を示した。 

ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン米財務長官は、中国の劉鶴副首相と電話会談し、米中通商合意の「第1段階」を履行する決意を再確認した。両国の正式協議は5月初旬以来。 

カドロー氏はFOXニュースに対し、ライトハイザー代表が中国による通商合意の履行に満足していると述べたほか、中国は米農産品の購入を拡大しており、米国の雇用の伸びを支えると語った。 

さらに「電話会談は非常に順調に進行した。通常の見直し会合だった」と述べた。 

対中強硬派のナバロ大統領補佐官も、米中通商合意は「健在で、中国は約束通り、トウモロコシや大豆、豚肉、牛肉を購入している」と記者団に語った。