[ミネアポリス 18日 ロイター] – 米ミネソタ、バージニア、サウスダコタ、ワイオミングの4州で18日、2020年米大統領選の期日前投票が始まった。新型コロナウイルス流行を背景に11月3日の投票日の混雑を避けようとする動きから、一部の投票所では有権者が列を作る様子も見られた。
ミネソタ州ミネアポリスの投票所では、開場後30分で約44人が投票。16年の大統領選ではトランプ大統領が同州で僅差で敗れたが、今回の選挙では追い上げが予想されており、激戦州になると目される。
再選を目指すトランプ大統領はこの日、同州ベミジの空港で選挙集会を行う。野党民主党の大統領候補ジョー・バイデン前副大統領も同州ダルースの職業訓練センターを訪れ、演説する予定。
ミネソタ州では、5月にミネアポリス近郊で発生した白人警官による黒人男性暴行死事件が後に全米に拡大した人種差別に対する抗議デモの発端となった。
最新の調査によると、同州での支持率はバイデン氏がリードしている。