【モスクワ時事】アゼルバイジャン外務省は4日、第2の都市ギャンジャにアルメニア側から攻撃があり、民間人1人が死亡、4人が負傷したとツイッターで明らかにした。両国の戦闘が続く係争地ナゴルノカラバフから離れており、戦火が拡大。軍事衝突は8日目に入り、双方の死者は240人を超えた。

アルメニアに避難民 おびえる市民―ナゴルノカラバフ紛争

 ギャンジャは人口約33万人で西部に位置する。外務省は声明で「民間人を標的としたアルメニアの攻撃は国際法に著しく違反する」と非難。複数の都市が攻撃を受けたと発表した。