米ファイザーは、新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチンの今年の出荷量が当初計画の半分にとどまると見込んでいる。ダウ・ジョーンズ(DJ)通信が同社の広報担当者を引用して伝えたもので、サプライチェーンの問題を理由に挙げた。
ファイザーは依然として2021年に10億回分を超える量を出荷する見通しだという。
広報担当者は「原料のサプライチェーンの能力増強に予想以上の時間がかかった。臨床試験の結果が当初の予測よりもやや遅れたことも挙げなければならない」と述べた。
原題:Pfizer Cut Vaccine Rollout Target on Supply-Chain Obstacles: DJ(抜粋)