[26日 ロイター] – 米ファイザーは26日、独ビオンテックと共同で新型コロナウイルス変異種に有効なワクチンのブースター(追加免疫)を開発していると明かした。
ロイター宛ての電子メールで「新型コロナ変異種がワクチンによる免疫から逃れる証拠が判明した場合に迅速に対応する下準備をすでに進めている」と指摘。ただ、ブースターを評価する上で必要となる研究についてはまだ決まっていないとした。
競合の米モデルナは25日、同社が開発した新型コロナワクチンについて、南アフリカで検出された変異種に対し効果が弱まる可能性があるとし、同変異種に合わせた新たなブースターの試験を実施すると発表した。