森会長の後任候補を選ぶ東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の「候補者検討委員会」は新会長の候補を橋本聖子オリンピック・パラリンピック担当大臣に一本化しました。「候補者検討委員会」はきょう18日3回目の会合を開くことにしていて、橋本大臣が就任要請を受け入れる意向を示せば、組織委員会は新会長として選出するための理事会の開催など必要な手続きを急ぐ方針です。

大会組織委員会の森会長は、女性蔑視と取れるみずからの発言の責任を取り、今月12日に辞任する考えを表明しました。

組織委員会は透明性を確保して後任の会長を選ぶためにアスリートを中心とした8人のメンバーによる「候補者検討委員会」を設置し、後任の会長候補の選考を進めてきました。

非公開で行われた17日会合では候補者の具体的な名前を挙げて議論が行われた結果、新たな会長の候補を橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣に一本化しました。

「候補者検討委員会」は、18日、3回目の会合を開き新会長の選出に向けた議論を進めることにしています。

橋本大臣が就任要請を受け入れる意向を示せば、組織委員会は新会長として選出するための理事会を18日開催するなど、必要な手続きを急ぐ方針です。