[9日 ロイター] – 2月に発生した軍事クーデターで政情不安が続くミャンマーで9日、アウン・サン・スー・チー氏が率いる国民民主連盟(NLD)のメンバーが最大都市ヤンゴンで治安当局に拘束された後、死亡した。

死因は明らかになっていないものの、クーデター後続いている抗議デモに度々参加していたという。

NLDの選対本部長を務めた別のメンバーも6日夜、拘束された後に死亡しており、NLDメンバーの死者はこれで2人目となる。

治安当局はまた、独立系報道機関に対する統制を強化しており、2報道機関の事務所を強制捜査し、記者2人を拘束したという。