[13日 ロイター] – 米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は13日、暗号資産(仮想通貨)のビットコインのマイニング(採掘)に膨大なエネルギーが消費されることを批判するツイートを投稿した。

マスク氏はツイッターに、ビットコインの採掘にかかる電力消費量を示すグラフとともに、「過去数カ月のエネルギー消費トレンドは常軌を逸している」と投稿した。

マスク氏は12日、ツイッターへの投稿で、テスラ車の購入でビットコインを使った支払いを認めない方針を表明。これまでビットコインを後押ししていたマスク氏の方針転換を受け、ビットコインは17%急落し、3月1日以来の安値を更新した。

ビットコインはこの日の取引では5万0360ドルに回復。イーサも一時下落したが、その後は幾分か値を戻している。

テスラ株はこの日の取引で、一時3.2%安の571.08ドルと、約2カ月ぶり安値を付けた。