[ロンドン 27日 ロイター] – 日米欧の先進要7カ国(G7)外相は27日、ベラルーシが民間旅客機を強制着陸させ、搭乗していた反体制派活動家の身柄を拘束したことを「最も強い言葉で」非難する共同声明を発表した。
G7外相は声明で「この行為により乗員・乗客の安全が脅かされ、民間航空規則の深刻な侵害もあった」とし、追加制裁も含めた手段を通して、ベラルーシ当局の責任を追及すると表明。
報道の自由に対する「深刻な攻撃」だったとも指摘し、身柄を拘束された反体制ジャーナリストのロマン・プロタセビッチ氏のほか、ベラルーシで拘束されている他のジャーナリストと政治犯を無条件で即時に解放するよう求めた。