半導体大手、米インテルのパット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は、半導体不足が今年下半期に底打ちするとの見通しを示した。半導体不足は自動車から家電製品に至る産業に打撃を与えている。

Pat Gelsinger, chief executive officer of VMWare Inc., speaks during The Montgomery Summit in Santa Monica, California, U.S., on Thursday, March 9, 2017. The summit gathers entrepreneurs, investors, and leading executives to discuss the most important innovations in business and technology. Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg

  ゲルシンガー氏はインタビューで「半導体産業は23年まで健全な需給状態には戻らないとみている」と発言。「さまざまな産業で、改善する前になお悪化すると思う」と述べた。

  さらに、インテルは自前の工場を持っていることから、生産をアウトソースする他社よりも需要に対応するのに良い位置にあると指摘した。

原題:Intel CEO Says Chip Shortage to Hit Bottom in Second Half(抜粋)