[ワシントン 27日 ロイター] – コンファレンス・ボード(CB)が27日に発表した7月の米消費者信頼感指数は129.1と、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まる直前の昨年2月以来の高水準を付けた。経済が第3・四半期に入ってからも底堅く推移していることがうかがえる。
市場予想は123.9。前月は128.9だった。統計は労働市場に重点を置いている。
コンファレンスボードの経済指標担当シニアディレクター、リン・フランコ氏は「消費者の現在の状況に対する評価は安定しており、第3・四半期の経済成長が好調なスタートを切ったことを示唆している」と指摘。「消費者の短期的な見通しに対する楽観的な見方は揺らいでおらず、ビジネス環境や雇用、個人の経済的な見通しの改善が引き続き期待されている」と述べた。