[ワシントン 23日 ロイター] – 主要7カ国(G7)は24日に開催される首脳会議で、アフガニスタンを掌握したイスラム主義組織タリバンを公式に承認するか、または制裁を科すかを巡り、団結する姿勢を示す見通しだ。外交官2人が述べた。
欧州の外交官は「G7首脳はタリバン承認の可否やその時期について調整することで合意するほか、今後も緊密に協力していくことにコミットするだろう」と述べた。
G7首脳は公式承認や新たな制裁を利用して女性の権利と国際関係の尊重を順守するようタリバンに働き掛ける可能性がある。
G7首脳はまた、欧米人や北大西洋条約機構(NATO)および米軍を支援したアフガニスタン人などを退避させる時間を確保するために、米軍撤退期限の8月31日を延長する可能性についても議論する見通し。