[ブリュッセル 3日 ロイター] – 欧州連合(EU)統計局が3日発表した7月のユーロ圏の小売売上高は前月比2.3%減、前年同月比3.1%増と、市場予想を大幅に下回った。

オンライン販売が急減したことが主因。

ロイターがまとめた市場予想は、前月比0.1%増、前年同月比4.8%増だった。

6月の小売売上高は、前月比1.8%増、前年比5.4%増にそれぞれ上方修正された。前回発表値は、前月比1.5%増、前年同月比5.0%増だった。

7月は、インターネット・通信販売が前月比7.3%減。自動車燃料販売は1.6%減、食品販売は0.7%減だった。

ただ、前年同月比では、すべての項目が増加。オンライン販売は11.2%増、自動車燃料販売は0.6%増、食品販売は1.1%増だった。