[ワシントン 12日 ロイター] – 米国務省のプライス報道官は12日、カタールの首都ドーハで週末開かれたアフガニスタンのイスラム主義組織タリバンとの協議では人道支援に絡む問題を巡り「建設的な話し合い」が行われ、「おおむね前向き」な協議になったと明らかにした。

プライス報道官によると、会談では安全保障や攻撃を巡る懸念や外国人やアフガン人の安全な国外退避、人権に焦点が当てられた。「米代表団はタリバンに対し、言葉だけでなく最終的に行動によって判断されるという米国の見解を改めて明確にした」と述べた。

また、12日には米および欧州連合(EU)の当局者とタリバン代表による別の会合が開催されたという。