The Netflix Inc. television series ‘Squid Game’ on a smartphone arranged in the Brooklyn Borough of New York, U.S., on Friday, Oct. 15, 2021. Photographer: Gabby Jones/Bloomberg

「イカゲーム」の大ヒットが注目を集めるネットフリックス。一方で、コメディー番組で発せられたトランスジェンダーに関するジョークを巡り批判も出ています。また、スペインで幹部が性的少数者(LGBTQ)に関して問題発言などをしていたことも明らかに。19日の7-9月(第3四半期)決算発表では業績見通しの引き上げが見込まれていますが、こうした問題への厳しい質問も出そうです。同社は独特な企業文化でも有名。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

孫氏と対立

ソフトバンクグループのマルセロ・クラウレ最高執行責任者(COO)は、中南米投資ファンドのスピンオフ(分離・独立)を提唱しており、これに反対する創業者の孫正義社長と意見が対立する格好となっている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。孫氏との意見対立を受けてクラウレ氏が退社する可能性もあるという。

パウエル氏死去

パウエル元米国務長官が新型コロナウイルス感染症の合併症で死去した。84歳だった。ワクチン接種は済ませていたという。米疾病対策センター(CDC)のデータによると、ワクチン接種を終えた米国内1億8700万人余りのうち、ブレイクスルー感染での死亡率は0.004%と極めて低いことが分かっている。

脱インテル加速

アップルはノート型パソコン「MacBook Pro(マックブック・プロ)」の新機種を5年ぶりに発表。処理速度が大幅に向上したという自社製半導体「M1プロ」と「M1マックス」を披露し、インテル製チップからの脱却で重要な一歩を踏み出した。ワイヤレスイヤホン「エアポッド」の第3世代なども発表した。

「落ち着け」

博士号を持つ400人余りの米連邦準備制度理事会(FRB)エコノミストはインフレについて、「落ち着け」というメッセージを発している。ウォール街はインフレ予測を引き上げているが、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、ワシントン本部のFRBスタッフは来年にインフレ率が2%未満に戻ると予想している。

市場は間違い

債券市場は米金融当局の利上げを織り込み過ぎていると、世界最大の資産運用会社、米ブラックロックのチーフ債券ストラテジストが語った。全ての兆候はインフレの脅威が一過性であることを依然として示唆していると指摘した。

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