[ワシントン 25日 ロイター] – 米国のイラン担当特使、ロブ・マリー氏は25日、イラン核合意再建に向けた協議を巡り、協議再開を拒むイラン側の理由が薄れてきたとし、「重要な局面」に突入したと述べた。
記者会見で、イラン側が協議の再開を引き続き遅らせるとの懸念を強めているが、米国にはイランの核兵器開発を抑制する他の手段があり、必要に応じてそれを講じると指摘。イラン側が提示した協議中断の理由は「非常に薄れてきている」とし、核合意再建に向けた取り組みの「重要な局面を迎えている」と語った。
また米国はイランとの外交に積極的に関与していくと強調した。