[26日 ロイター] – 米ツイッターが26日発表した第3・四半期決算は、利用者数の伸びが市場予想に届かなかった。中国短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」などからの競争に押された。同四半期の広告収入および売上高は市場予想と一致した。
引け後の時間外取引で、ツイッターの株価は一時1%下落。その後切り返し、1.6%上昇した。
広告閲覧が可能な1日当たりの平均アクティブユーザー数(mDAU)は2億1100万人と、リフィニティブのまとめたアナリスト予想の2億1260万人を下回った。米国外のユーザー数が500万人増加する一方、米国内は横ばいだった。
広告収入は11億4000万ドル、総売上高は12億8000万ドルで、ともに予想と一致した。
アップルのプライバシー規約変更に伴う広告収入への影響は「小幅」にとどまったと明らかにした。
今年の人材採用や新データセンター投資に絡む費用が来年に流れ込むとし、22年の総コストが20%半ばの増加になると予想した。
第4・四半期の売上高見通しは15億─16億ドルとした。