In a satellite photo by Planet Labs PBC, Abu Dhabi International Airport is seen Dec. 8, 2021. A suspected drone attack by Yemen’s Houthi rebels targeting a key oil facility in Abu Dhabi killed three people and sparked a separate fire at Abu Dhabi’s international airport on Monday, Jan. 17, 2022, police said. (Planet Labs PBC via AP)

イエメンの親イラン武装勢力フーシ派は、アラブ首長国連邦(UAE)にドローン攻撃を仕掛けたと発表した。この攻撃で首都アブダビ郊外で爆発が起き、3人が死亡。石油輸出の主要地域で緊張が高まっている。

  このほかアブダビの主要国際空港で火災が発生、近隣の工業地帯では燃料タンカーのタンクが炎上するなど、UAEが国内に直接攻撃を受けた例としてはこれまでで最大級。航空機の運航状況をリアルタイムで示すウェブサイト、フライトレーダー24によると、これまでのところ同空港の発着便に影響はほぼ生じていない様子だ。

  イランが長年支援してきたフーシ派の攻撃で、ペルシャ湾岸地域の緊張緩和に向けた外交的な取り組みは複雑化する公算が大きい。イランの核合意再建協議にも影を落としそうだ。

原題:Iran-Backed Houthis Claim Drone Strikes on UAE, Three Die (3)(抜粋)