[ドバイ/カイロ 18日 ロイター] – ドバイのエミレーツ航空は18日、第5世代(5G)移動体通信の新サービス開始に伴う懸念を考慮し、19日から米国便の一部を欠航させると発表した。再開の日程は決まっていないとしている。
欠航するのはボストン、シカゴ、ダラス・フォートワース、ヒューストン、マイアミ、ニューアーク、オーランド、サンフランシスコ、シアトルなどを結ぶ便。ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港、ワシントンDCのダレス国際空港のほか、ロサンゼルス国際空港への便は通常通りに運航する。
全日本空輸など他の航空会社も米国への一部の便の欠航、もしくは機体の変更を発表。全日本空輸は、電波障害に対する懸念が業界全体で広がる中、米航空機大手ボーイングから777型機を巡る制約について通知を受けたことに対応したとしている。