[東京 2日 ロイター] – 山際大志郎経済再生相は2日、東京都の新型コロナウイルス・新規感染者数2万人越えについて、増え方は緩やかになっているとの認識を示した。昨年未からの感染第6波についてピークアウトの方向にあると表現した。
山際再生相は「東京の新規感染者数は、先週・今週比を見ると増え方は緩やかになっている。確実に1に近づいており、増え方が相当緩やかになっている」と指摘。東京について「医療ひっ迫を防ぎながら(感染拡大を)どのようにコントロールするかみるステージにある」と述べた。
諸外国同様国内感染もピークアウトかとの質問に対して、「まん延防止を最初に適用した広島・沖縄県は新規感染者数が減り始めており、もう少し東京を見て判断する必要があるが、方向としてはそのような方向にあるのは間違いない」と回答した。
また山際再生相は、新型コロナ感染拡大防止のためのまん延防止等重点措置の適用対象として、和歌山県の追加を3日専門家に諮問し、了承されれば政府対策本部で正式決定すると述べた。期間は2月5日から27日。
県知事からの要請を受けて岸田文雄首相と議論、感染者数が今のペースで拡大すれば医療に負荷がかかると判断したという。