[キエフ 23日 ロイター] – ウクライナで23日、政府、外務省、国家保安機関のウェブサイトがアクセス不能になった。ウクライナ政府は現地時間午後4時(日本時間午後11時)ごろに大規模なDDoS攻撃が開始されたとしている。
フョードロフ・デジタル転換相は「午後4時ごろにウクライナに対する大規模なDDoS攻撃が開始された」とし、ウクライナ議会のウェブサイトも攻撃を受けていると明らかにした。
同相は複数の銀行も影響を受けているとしているが、具体的な銀行名は明らかにしていない。ウクライナ中央銀行からコメントは得られていない。
ウクライナ当局者は今週に入り、政府機関、金融機関、防衛部門などを対象とした大規模なサイバー攻撃が計画されているとする警告がオンライン上で確認されたと明らかにしていた。
15日にはウクライナ国防省などに対するサイバー攻撃が発生。ウクライナはロシアが背後にいると非難している。