[リビウ(ウクライナ) 3日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、ウクライナ軍はロシアからの攻撃を持ちこたえていると述べた。最新のビデオメッセージで語った。ロシアによるウクライナへの砲撃は深夜から続いていると付け加えた。

ゼレンスキー氏は「われわれには自由以外に失うものはない」と表明。ウクライナは同盟国から日々、武器の供給を受けていると述べた。

ウクライナで新型コロナウイルスの初の感染者が確認されて2年がたつとした上で、ロシアの侵攻について「別のウイルスが攻撃を始めてから1週間が過ぎた」とした。

ロシアは当初、地上からの攻撃により迅速に勝利を収める計画だったが、今では戦術を変え、市街地で民間人を砲撃していると指摘。これはウクライナがロシアへの抵抗に成功していることを示すと強調した。

キエフのクリチコ市長は「(キエフの状況は)厳しいが制御されている」と述べた。

夜間に死傷者はなく、爆発はウクライナの防空システムがロシアのミサイルを撃墜したものだと説明した。前日ロシア軍の砲撃で被害を受けた暖房設備は、3日中に修理されると語った。