[リビウ(ウクライナ) 7日 ロイター] – ロシアとウクライナとは7日、ベラルーシで3回目の停戦交渉を実施した。事態打開に向けた合意は得られなかったが、ウクライナ側交渉官は民間人の避難に関するロジスティクス面での合意は得られたと明らかにした。
ロシア側の交渉団を率いるメディンスキー大統領補佐官も、前向きな成果は得られなかったと表明。協議は一筋縄ではいかないとし、「前向きなことについて語るのは尚早だ」と述べた。
ただ、両国は協議継続で合意。ロシア側交渉官のレオニド・スルツキー氏はロシアの国営テレビに対し「極めて近い将来にベラルーシで4回目の停戦交渉が実施される」とし、「具体的な日程について、明日にも決定される公算がある」と語った。
ウクライナ側交渉団のポドリャク大統領顧問もビデオ声明で、停戦交渉は継続されると表明した。