[10日 ロイター] – ロシアのペスコフ大統領報道官は10日、国内経済がショックに見舞われており、「全く前例のない」ロシアに対する経済戦争の影響を和らげるため、対策を導入していると述べた。

西側諸国は、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、包括的な対ロ制裁を発動している。

報道官は記者団との電話会議で「国内経済は現在、衝撃的な影響に見舞われており、負の結果が出ているが、今後、最小限に抑えられる」と発言。多難な状況だが、沈静化と安定化に向けた対策がすでに導入されつつあると述べた。

「これは全く前例がない。わが国に対して始められたような経済戦争は過去に例がない。このため、何事も予測が非常に難しい」と述べた。