[ジェシュフ(ポーランド) 25日 ロイター] – 訪欧中のバイデン米大統領は25日、ポーランドの南東部ジェシュフを訪れ、駐留する米軍部隊を激励した後、ポーランドのドゥダ大統領や政府当局者、ウクライナ避難民の援助に当たる非政府組織(NGO)グループと会合した。

バイデン大統領は米兵士らと食事を共にし、「あなたたちは民主主義とロシアの新興財閥(オリガルヒ)との戦いの真っただ中にいる」と語った。

その後、ウクライナ避難民への人道援助に関する状況説明を受け、ドゥダ大統領らとの会合の冒頭で「人道的危機を直接自分の目で確認するためにポーランドを訪れた」と述べた。

過去4週間にウクライナから国外に退去した避難民約370万人中、223万人超がポーランドにとどまっている。

会合に先立ち、ジェシュフに向かっていたドゥダ大統領の航空機がワルシャワに引き返し緊急着陸したため、25日のスケジュールには若干遅れが生じた。

バイデン大統領は26日にワルシャワでドゥダ大統領と会談する。