[11日 ロイター] – ロシアのラブロフ外相は11日、ウクライナと和平交渉を行うために、今後は軍事作戦を一時停止することはないと述べた。
ラブロフ外相はロシア国営放送のインタビューで、ウクライナとの協議を継続しない理由はないとしながらも、交渉再開時にロシアは軍事作戦を停止しないと表明。
2月下旬に行われた第1回目の和平交渉時はプーチン大統領が軍事行動の一時停止を指示したが、その後、ロシア政府の立場は変わったとし、「ウクライナが同様に対応しないと確信したため、次回の協議では、最終合意に達しない限り(軍事行動を)一時的に停止しないと決定した」と述べた。
ラブロフ外相はまた、欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表がウクライナに対する兵器提供の継続を求めていることについて、「極めて深刻な逆向きの」政策との考えを示した。