[13日 ロイター] – ロシア国防省は13日、ウクライナ第36海兵旅団の兵士1026人が、マリウポリで降伏したと発表した。162人の将校が含まれるという。
「ロシア軍とドネツク人民共和国の軍事組織による攻撃の結果、第36海兵旅団のウクライナ兵1026人がマリウポリで自主的に武器を置き、降伏した」とした。
ロシア側の発表によると、負傷したウクライナ兵151人がその場で手当てを受け、マリウポリの病院に搬送された。
ウクライナ国防省報道官は13日、「情報がない」とコメントした。大統領府や参謀本部からのコメントも得られていない。
ウクライナ海兵旅団は11日のフェイスブックへの投稿で「弾薬が残っておらず、恐らくきょうが最後の戦いになる」と表明。一部のウクライナ政府関係者は投稿は偽物の可能性があり、部隊は持ちこたえているとの見方を示していた。
ロシア・チェチェン共和国のラムザン・カディロフ首長は13日に、マリウポリで1000人以上のウクライナ海兵隊が降伏したと述べた。製鉄所に立てこもった兵士に降伏を促したとしている。